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2015年2月26日 (木)

花とアリス 殺人事件

岩井俊二が監督した初めてのアニメーション映画「花とアリス 殺人事件」をみた。

10年前の実写映画「花とアリス」の前日譚ともいうべき内容だが、別に映画のほうを見ていなくても十分楽しめる。もしアニメが気に入ったら、後日譚になる映画の方をみてほしい。きっとさらに感慨が深まると思う。で、また、もう一度、アニメを見たくなる。そういう循環にハマってしまいそうな魅力がこの作品にはある。

母の離婚で苗字も変わり、転校してその日のうちからクラスのいじめにあうアリス、1年半も不登校を続け、ずっと自宅に引きこもっている花、そのふたりが親友になるまでに、なんて風変わりななりゆきがあったことか。

それだけ書くとなんだか深刻そうでもあるが、それがそんなにそうでもない。また、ふたりの女子中学生を主人公にしたアニメだからといって、萌えや百合にはぜんぜんかすりもしない。アリスはとにかくカッコいい女の子なのだ。華麗にバレエも踊るけれど、卑怯な男の子を蹴り倒してボコボコにしたりもできる。

で、ひきこもりの花の方も、けっして弱虫でいじけてしまった女の子というわけでもない。アリスを携帯ひとつであれこれと指図し、そのアリスが心配で家を出てあとからついてきたりもする。

なんていうか、とにかくカラリとしている。どこかとぼけてもいる。でも、終わりまでくると、あ、やっぱり、とぐっと感動している自分に気がつく。さらに、劇場に入る前にもらった小冊子をうちへ帰ってから読み、ふうむ、なるほど、なるほど、とさらにしみじみとした思いにひたることもできる。

今、頭に浮かんだままに語れば、「マジにカッコいい女の子の友情物語」として私はこのアニメを受け取った。まどマギやユリ熊嵐のようなユリっぽい傾斜はいっさいなしの確固としたかっこいい女の友情。

岩井俊二がなぜ実写ではなくアニメによってこの友情の成立を描こうとしたのかはよくわからないけれど、この「確固とした繊細さ」みたいなものは、きっとアニメのほうがうまく表現できるんじゃないかと思った。(とりあえず第一印象を記す)

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