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2012年4月 8日 (日)

江中直紀の遺稿集

 去年の2月に亡くなった江中直紀の遺稿集『ヌーヴォー・ロマンと日本文学』(せりか書房)を丸善で入手。「読めるということは無闇と読みやすいということを意味するのではあるまい。言葉に注意を払わなくても読めるような作品は読むに値しないのである」という氏の言葉をかみしめながら読み進めた。

 これもひとつの遅刻届なのだろうか。80年代の批評の尖端が、どれだけ繊細で官能的なことばに紡がれ、また自らも紡ぎ出していたのか、その生々しい現場報告が、四半世紀過ぎた今になって送り届けられる。その不思議。そして悔恨のようなもの。


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